台湾の正月行事に潜入!(過年・旧正月)
正月から少し時間がたってしまいましたが、
台湾人彼女の家で正月を過ごす機会があったので
共有していきたいと思います!
魅力的な行事がたくさんありましたが、
内向型の僕には少しキツイところもありました笑
- 台湾の正月について
- 正月の過ごし方
- 感想 など
の順でお話していきます!
正月は1月1日じゃない?
そうなんです。むしろ毎年変わります。
なぜかというと、台湾の正月は旧暦に基づいているので、
日本のカレンダー表記(新暦)とは異なり、台湾の正月は1月1日にはなりません。
(台湾の1月1日は跨年=クァニェンとして祝日に指定されています。)
新暦と旧暦のカレンダーは日付が違うので、
新暦基準に見ると、正月の時期にずれがでます。
台湾でも一般的には新暦のカレンダーが使われていますが、
正月などのいくつかのイベントにおいては旧暦を基にしています。
ややこしいですが、カレンダーを変えても新年の時期は変わらないくらい
台湾人にとってはとても重要なイベントということでしょうね!
台湾人の大移動!
台湾の正月は日本と同じで、家族みんなで集まって過ごします。
少し違うのは、親戚一同が一つの家に集まるところです。
私が泊まらせてもらった家は特に人数がおおく、20人ほど集まりました。
実家を離れて生活している台湾人は基本的に
自分の実家 → 父親の実家 → 母親の実家 → 自分の実家
の順番で家を回っていくことになります。
もし全部違う市に家がある場合(例:台北→高雄→台中→台北)
すごく大変そうですよね笑
正月はの家族内イベント
一般的には以下のようなことをするようです。
- 食事会
- 先祖にお参り
- 紅包(お年玉)渡し
- ゲーム大会(麻雀とか)
食事会
家族がみんなで準備をして、食事をします!
この習慣は日本のおせち料理と似ていますね。
もちろん外食をすることもありますが(3枚目みたいに)
正月前後は95%の店が閉まるので、基本的には家で食べます。
正月は家族、親戚と過ごす時間として確立されていますね。
先祖にお参り
台湾の伝統的な家では、家の中に大きな先祖を祭る部屋(もしくは場所、棚)があります。
僕的には日本の神棚を超巨大にしたイメージですね。
みんなでお供えもの(食べ物など)を持っていき、お祈りをします。
お正月の朝の大事な行事みたいですね。
紅包(お年玉渡し)
台湾では、まだ仕事をしていない子供(20代まで?)に
紅包=ホンバオというお年玉を渡す習慣があります。
僕もまだ語学学校生だったので、いくつかいただきました笑
あげる側ともらう側の関係性によって値段も異なり、
縁起のいい数字、悪い数字もあるようでですね。
ちなみになぜか現台湾総統(2022年2月時点)の蔡英文さんからも
紅包がもらえます笑(1元)
もちろん直接もらえるわけではなく、
ずべての家庭に送られてくるみたいですね。
僕はそれを間接的にもらった形になります。
おもしろいですよね!
ゲーム大会
メジャーなものは麻雀です!
彼女の家族もしてたそうですが、
僕は後述の理由で参加していなかったので詳細は不明です笑
日本のものと牌の数が違う(日本:11個、台湾:13個)んだとか。
ちなみに、正月に麻雀を使った賭けが行われることがよくあるみたいです。
台湾では賭博は法律違反ですが、内輪での麻雀はでOK。
友達はせっかくもらった紅包が家族内の麻雀ですべて空になりました笑
麻雀以外ではスイッチ(マリオ、ポッ拳とか)、ダーツ、映画鑑賞
などをして過ごしましたね。
もちろんこれは家庭によって異なると思います。
ただ、共通して言えることは、正月の間、家族と親戚みんなずっと一緒にいることですね。
寮暮らしの大学生でも、
1~2週間に1回実家に戻ったりする人もいるくらい家族を大事にしているので、
正月ともなるとずっと一緒にいるんですね。
内向型男子としての感想
疲れた。
一番最初の感想がこれです笑
というのも、私以外は全員家族、親戚同士。
さらに一日中一緒にいるので、気をつかいまくり。
まだ知り合って間もない人と長時間・集団で・中国語で
ずっと関わるのは非常に疲れました。
自己紹介のページに書いた通り、周りの目が気になったり、
集団が苦手、影響されやすいので、
とてもしんどかったです。
むしろしんどすぎて1人で泣きました笑
(麻雀に混ざらなかったのはこの理由)
すでに仲のいい集団に入るのって、
僕にとってすごくつらいんですよね…。
もちろんと素晴らしい経験で、彼女とその周りの人には
とてもよくしてもらい、とても楽しかったのです!
日本で正月を過ごしたとしても1人の時間が大事なので、
もしその時間を作ることができれば、もっと楽しめたかなと思います。
あとは単純に中国語の語学力ですね。
集団でみんなが笑って話している時に
「今の話わからなかった。どういう意味?」
なんて聞けるわけもなく、もっと中国語を勉強して話せるようになりたいなと思いました。
ただ、この経験を通して対策をいくつか見つけたので、
今後シェアしていければと思います!
なにはともあれ、台湾での正月、貴重な経験になりました!
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