海外生活中に家族がコロナに感染

こんにちは。かなやんです。

突然ですが、両親と姉がコロナにかかりました。
今日は海外に住んでいる立場から、家族のコロナ感染について思ってることを書いていこうと思います。

朝に母から突然の電話

彼女の実家に泊まらせてもらい、ぐっすり寝ていた時、急に母から電話がかかってきました。

「パパが救急車で運ばれた」

なんのことかよくわかっていなかったんですが、緊急事態であることはわかりました。

ちなみに前日にも父と母、両方と電話しており、二人とも「風邪ひいてしもた。」としんどそうな声で言っていました。

たまにあることなので、僕も得に気にすることなく、「お大事にね。」とだけ伝えて寝ました。
(また今度まとめますが、台湾で仕事をする機会があったので、正直僕的にはそっちのほうが気になってました。)

PCR検査の結果

地元の病院すべてで受け入れ拒否をされましたが、最終的に遠方の大きな病院で受け入れの許可がおりました。

PCR検査の結果 

コロナ陽性

との報告

となれば、一つ屋根の下で暮らしている母と姉もおそらく陽性だろうということで、母と姉は自宅待機とのこと。
この時は、母と姉も風邪の症状がありましたが、電話越しに話せていましたし、別の場所に住んでいる2番目の姉も加わって家族のライングループで生活品の調達や、今後の心配事などを連絡していました。

僕としては心配でしたが、家族がこの状態では帰れないし、仕事も決まっていたので、何もすることはできませんでした。
ただ、みんなのことを気に掛けるくらいです。

父が人工呼吸器につながれて

その次の日、父の血中酸素濃度が82まで(95/100未満が異常値)下がり、もはや自分で満足に呼吸ができない状態だったので、薬で眠らせ、人工呼吸器を装着すると連絡がありました。
ちなみに同行した一番目の姉いわく、見せてもらった肺のレントゲンは真っ白。
もともとタバコをよく吸う人だったので、なおさら状態が悪いんだと思います。

父は高校の体育教師なので、運動が大好きです。
70を超えたあとも、ジムに行ったり、ランニングをしたりしていました。

私たちが心配したことは、寝たきりになってしまうんじゃないかということ。
完治してかえってきたとしても、うまく体を動かせないんじゃないかと、みんなで心配していました。
週に1回、病院から連絡が入るとのことですが、心配です。

母と姉も病院へ

母と姉のコロナ感染も確認され、2人は一番近くのコロナ患者受け入れ可能な病院へ入院。
家族3人が入院することになりました。

姉と母は、そこまで状態は悪くなかったのですが、最近になって、肺の状態が悪くなり、熱も39度前後から下がらないと連絡がありました。

時々連絡をくれますが、ずっとしんどいとのこと。
特に母は自分たちのことも父のこと、遠くに住んでいる僕のこと、ずっと心配だと口にしていました。
コロナなので、もちろん会いにいくことはできませんが、こういう時に違う国で暮らしていて傍に入れないことがとても悔やまれます。

自分の気持ち

いいのか悪いのか、今の仕事がすごく大変で、なかなか家族を思う時間が取れません。

ただ、時々、子供のころ父とキャッチボールした思い出や、僕がどんなに反発しても「愛しています。」と言ってくれた母の言葉を思い出します。

鬱で自律神経がやられて、息がちゃんとできない時、このまま死ぬんじゃないかと思った時がありました。
母はそんな僕を布団の中で抱きしめてくれました。
父は自分の過去を話してくれ、「そういうところも似てるな。」と笑って安心させてくれました。

他にも父がしらない、母が以前付き合っていた人の話をして、父が嫌そうな反応をしたりするのを見て、自然に笑顔になったのを覚えています。

正直、他の家と比べて、父と母と話す機会はすごく少なく、僕はあまり自分から話すのも好きではありませんでした。
日常的にずっと関係を築いてこれたかどうかは微妙です。
ただ、僕に何かあった時、真っ先に心配してくれ、祈ってくれる母、気分転換にランニングに付き合ってくれる父、2人は僕にとってすごく大切な存在です。

今、台湾で仕事をしていること、日本に帰っても隔離する場所がないこと、帰ったとしても会えないことから、私は台湾で仕事をつづけるという選択肢を取っています。(姉と相談済み)

今はこの選択が正しいのかどうかわかりません。
ただ、家族とより頻繁に連絡すること、今の仕事を頑張ること、自分の気持ちを安定させることによって、家族に少しは貢献できるのかなと思っています。

今後は仕事もより忙しくなり、プレッシャーや不安を感じやすくなると思います。
瞑想をしたり、仕事とプライベートの時間を割り切る、友達と一緒にいるなど、自分のメンタルを大事にしていこうと思っています。

少ししんどい時間ですが、家族の回復を信じて、がんばっていこうと思います。

かなやん。