内向型人間のコミュニケーション術
はじめに
内向型のみなさん、こんにちは!かなやんです。
今日は私たち内向型人間のコミュニケーションの仕方についてと考えていこうと思います。
※今回の内容はスーザン・ケインさんの『内向型人間のすごい力』と、私自信経験を交えて書いています。
内向型といえば内気、コミュ障、自信がない、などのイメージが持たれがちですが、それは外向型基準の社会からの意見です!
コミュニケーションスキル!ソーシャルスキル!
こんなうたい文句をよく目にしますが超内向型人間にとっては恐怖でしかありません笑
というのも、そこでいうコミュニケーションスキルはたいてい、
表面上の元気よさ
なので笑
それに合う人ももちろんいると思いますが、内向型人間のコミュニケーションは違ったところに強みがあると僕は考えています。
内向型人間のコミュニケーションのしかた
生きていく上でコミュニケーションは必要。
じゃあ
内向型の人はどんなコミュニケーションの取り方がいいの?
ということで、自分なりに
内向型の人が心地よく話せる環境と方法をまとめてみました。
環境
・少人数、一対一での会話
・話す速度がゆっくりペース
・仲のいい人がいる空間
・雑音が少ない場所(話に集中してる)
方法
・話を聞く(質問する)
・深く掘り下げられる話
・自分が精通している分野の話をする
などです!
個人差もあると思いますが、だいたいこんな感じかなと思います。
当てはまるところはありましたか?
環境要因
突然ですが、みなさんは1と2どちらが好きですか?
おそらく内向型の人は2を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
ちなみに僕は2です。
(1はオーストラリアでワーホリ中に何度か経験しましたが無理でした笑)
なぜこうなるんでしょうか?」
1つずつ見ていきましょう、まずは環境要因です。
内向型の人にとって、安心できる環境(刺激の少ない環境)に身を置くことが大事です。
なので、1のような
・集団→話し相手が定まらない
・新しい人→気を遣う
・クラブ→音がでかくて話がしずらい
場所で安心してコミュニケーションとれるわけないんですよね。
コミュニケーションをとるために気にしなければならないことが多すぎる。
逆に、2のような状態であれば
・1対1→話に集中できる。
・友達→気兼ねなく自分のペースで話せる
・カフェ→雑音が少なく、話しやすい
このように刺激が少ない場所であれば、話すことに集中できますよね。
つまり必要のないことに気を取られずに済むということです。
あと、目の前にご飯や飲み物が話題になったりしますね笑
方法
前述した2では、内向型の人に向いている環境であることはわかってもらえたかなと思います。
では次に、どんなコミュニケーション方法があるかを紹介します!
・話を聞く
・質問をする
・自分が精通している分野の話をする
話を聞く
一番簡単で効果的な方法は、相手の話を聞くことです。
承認欲求と関係しているみたいで、人は自分の話を聞いてもらってる時には気分がよくなるんですね。
話を聞いてくれる→自分のことを受け入れてもらってると感じるみたいです!
ただ、何も反応がないと
「ちゃんと話聞いてくれてるのかな?」
ってなるので、相槌をうつことも大事ですね!
例えば、
・うんうん
・なるほど
・そうなんだ
みたいな感じですね!
話すだけがコミュニケーションではなく、聞くことも立派なコミュニケーションです。
2人で話していて、両方がずっと話していくと会話になりません。
話す人と聞く人の両方がいてコミュニケーションがなりたつんですよね。
なので、私たちにとっては相手の話を聞くことが大事になると思います!
質問をする
質問することと話しを聞くことは少し違います。
話を聞くことはどちらかというと守りの技術。
提供された話を自分の懐に受け入れていくイメージです。
じゃあ攻めの技術は?
というと、相手に質問することです!
何を聞いていいかわからない!ってこともあるかもしれませんが、何の質問でもいいんです。
聞いて得た情報に対してまた質問をしていく感じですね。
・(頼んだごはんの)味どう?
・暇な時何してるの?
・友達とどこいくの?
・おすすめの店は?
などなど
もし、「いざ人に会うと何聞いていいかわからなくなる!」って人はあらかじめ質問できそうな内容をまとめてもいいと思います。
準備できていたほうが楽になるかもですしね!
自分が精通している分野の話をする
前の2つがうまくできていれば、基本的には問題ないと思います。
ただ、相手もずーっと話をしていると疲れますよね。
あと、こちらが自己開示しないと、あまり話したくないのかな?と思われる可能性もあります。
なので、時々こちらも話をすることも大事です。
でも
「じゃあどんな話をすればいいの?」
となりますよね。
もし自分が話す時は、自分が精通している話(話しやすいこと)につなげていくことで乗り切りましょう。
例えば
食べ物が好き→最近いったレストランが綺麗でおいしかった。
スポーツが好き→最近見た試合で好きなチームが勝った。
生き物が好き→飼っている動物がティッシュも食べようとする。
などが今思いつくものでしょうか。
世間話が苦手でも、自分の話せるもの(好きなもの・得意なことなど)があれば、それが話題になります。
「自分の話すると嫌がられるんじゃないかな。」と思う人は、先に相手の話をいっぱい聞いてから話始めると楽になると思います。
いっぱい話したから相手の話も聞きたいな(もしくは話疲れたな)となるので。
ちなみに、ここで話しやすい内容(=精通している話)なくても、話したいなと自然に思うことがあれば、それももちろんOKですよ!
話すことが苦手な人でも、画像など実際に見せられるものがあれば、相手も理解しやすいと思います!
話の流れををまとめると
質問する→(あいづちを打ちながら)話を聞く→質問する→自分が話せる話題になったら話す
になると思います。
もしこのやり方が合うなと感じれば、少しずつチャレンジしてみてください!
まとめ
僕も含め、コミュニケーションが苦手な人が陥りやすいのは、相手を喜ばせようとか、いやな反応されたらどうしようとか、相手の軸で考えてしまうことです。
それは相手の気持ちを尊重している、やさしさの部分でもあるので、ダメではありませんが、やはりそれを中心にすると自分が疲れてしまいます。
一つのゲームをやりこむ感じでやってみてください。
成功したら少しずつ難易度が高めのものを、失敗したなと感じればもう一度チャレンジ、みたいな感じ。
技術を習得するまでには少し時間がかかりますが、以前のよりうまくいくようになったなと感じられればそれで充分です!
僕が人前で声を発するのもだめだった時は、「質問を一回する」と「感想を一回伝える」の二つだけを目標にしていました笑
いろんな得意、不得意がある中で、たまたまコミュニケーションが不得意な部分にあたっただけ。
得意になるまでいかなくとも、特に問題はないかなくらいのレベルまでいければいいかなと思っています!
僕も問題がまったくない!とは言えませんが、昔とくらべれば少しずつ変わってきています。
内向型のコミュニケーションテクニックを使って、一緒に少しずつ慣れていきましょう!
質問をする
質問話に集中しやすいおかげで、話の内容を深めやすいです。
また、
パーティーなどでは、表面上の会話や相手の雰囲気次第でめまぐるしく相手がかわってしまうので、疲れてしまいます。
しかし、相手の話を聞くことによってことによって、よできます。
また、内向型の人は話ができない!と思う人も一部いますがそんなことはありません。
自分が強い分野の話では、外向型の人以上に話ができます!
例えばオタクの人の例を挙げると、知識量すごいですよね。
(私も中~高の間はアニメ見たりニコニコ動画を漁ってました!)
鉄道マニアの人であれば~は~年から~年までどこを走ってた…とか全部覚えてる。
内向型の強みとして、興味のあることを突き詰めるところがあります。
なので、その分野をゆっくりと話せるという点でも、少人数でゆっくり話せる環境、もしくはその特徴を生かしてくれる人と一緒にいることが大事です。
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